バージョン一覧 · 公開日 2026-10-27

1.76.0 新機能ガイド:単語グループ学習で、関連する単語をまとめて学ぶ

ハンディ990の1.76.0に「単語グループ学習」が加わります。派生語、紛らわしい単語、テーマ別の単語から、単語とフレーズを一緒に比べる「類義語グループ」まで。まず関係を確かめてから、カードで一つずつ思い出しましょう。入口やグループの選び方、あとで聴くための保存方法を紹介します。

単語は、関連するものを一緒に学ぶこともできます。同じ語族の単語には、形や意味をつなぐ手がかりがあります。「派生語」は、その関係を見比べながら学べるように用意しました。一語ずつ覚える方法に、グループで学ぶ方法を加えたものです。

TOEICでは、言い換えを見抜くことも大切です。文章や音声に出てきた単語が、選択肢では別の単語やフレーズになっていることがあります。postponeならわかっても、put offやpush backだと少し迷う。同じ意味の別の表し方に慣れるために作ったのが、「類義語グループ」です。

「単語グループ学習」は、こうした学び方をまとめた大きな学習エリアです。関連する単語やフレーズを一組選び、意味と用法を比較してから、まとめて学び、思い出す練習や復習ができます。辞書のタブを三つ開いて、何を調べていたのか忘れる回数も減らせそうです。

以下は日本語のアプリ画面での操作です。ストアで1.76.0の更新が提供されたら、更新してお試しください。

以下の画面はデモ用の学習データを使っています。実際の表示はご自身の学習記録によって変わり、文字の見え方やレイアウトも端末によって異なる場合があります。画像をタップすると元のサイズで表示できます。

入口は「自主練習」→「単語グループ学習」

  1. ホームから単語の学習エリアを開きます。
  2. 「自主練習」を選びます。
  3. 「単語グループ学習」を開きます。ホームの新機能エリアにも直接開く入口があります。

上部には三つのタブがあります。

タブ できること
グループのカード 派生語、紛らわしい単語、テーマから一組を選び、意味を比較してからカードで学びます。
類義語グループ 意味の近い単語とフレーズを比べ、同じ場面の別の言い方を例文で確認します。
マップと練習 これまでの単語比較、マインドマップ、テーマ別マップ、短い練習を開きます。

単語グループ学習には現在Betaの表示があります。これらのグループ学習・比較機能は無料で使え、Proは必要ありません。

単語グループ学習の「グループのカード」一覧。次に学ぶ20グループや分類から選ぶ画面。

まずは「次に学ぶ20グループ」から一組選びましょう。画面はデモ用の進捗です。

目次に戻る

グループのカード:関係を比べてから学ぶ

「グループのカード」には三つの分類があります。

  • 派生語: 関連する語形を一緒に見ます。
  • 紛らわしい単語: 見間違えたり、混同したりしやすい単語を比べます。
  • テーマ: 同じ話題や場面で出会う単語をまとめて見ます。

分類を選ぶほか、単語・意味・テーマで 検索することもできます。

Happysaurがdecide、decision、decisiveの札を同じ木に結び、関連する語形を見比べています。

派生語を並べ、形と意味のつながり、品詞ごとの役割を確かめます。

まずは一覧で比較

一組を開くと、単語、品詞、意味、現在の学習状況を見比べられます。

先へ進む前に、少し比べてみてください。動作を表すのはどれでしょう。人や物、状態を表すのはどれでしょう。二つの単語を、同じものとして覚えていなかったでしょうか。

このグループを学ぶを押すと、選んだグループのカードに進みます。カードには現在の位置と、そのグループでの意味も表示されます。

すでに知っている単語も、比較のためにグループに残して学べます。もう練習する必要がない単語には 習得済みにするを使ってください。保存された変更はグループの表示にも反映されます。間違えて操作したときは、画面の取り消し操作を確認しましょう。

学習状況には、これまでの単語学習記録を使います。入口を変えたからといって、進捗が最初に戻るわけではありません。

decideの派生語グループの概要。各単語の品詞、意味、学習状況を比較する画面。

「このグループを学ぶ」を押す前に、意味と品詞を見比べられます。

目次に戻る

類義語グループ:単語もフレーズも、同じテーブルで

「類義語グループ」では、英単語・フレーズ・日本語の意味で検索できます。1.76.0には361グループを収録。それぞれの意味、例文、用法の説明を確認できます。

Happysaurが白紙のカレンダーを動かし、postpone、put off、push backのカードを見比べています。

同じ延期の場面で表現を比べ、文法やフォーマルさ、使える場面も一緒に確かめましょう。

たとえば「予定を延期する」のグループには、次の表現があります。

表現 同じ会議の場面
postpone We will postpone the meeting until next Monday morning.
put off We will put off the meeting until next Monday morning.
push back We will push back the meeting until next Monday morning.

三つとも、会議を来週月曜日の朝まで延期する文です。用法の説明では、put offとpush backがpostponeよりくだけた表現であることも確認できます。

「予定を延期する」の類義語グループ。postponeなどの表現を例文と用法で比較する画面。

同じ会議の場面で、別の表現と「使える場面と用法」を比べます。

答えを見る前に思い出す

  1. 一組を開き、意味、例文、「使える場面と用法」を読みます。
  2. このグループを学ぶを押します。
  3. 表現を見て、その意味と、同じ場面で使える別の言い方を思い出します。
  4. 意味と例文を見るで、意味、英文、日本語訳を確認します。
  5. 次の表現で進み、一組を終えたら別のグループを選ぶを押します。

用法の説明も一緒に読んでください。意味が近くても、文法、丁寧さ、使える場面は異なることがあります。別の文に入れるときは、語の組み合わせも確かめましょう。

類義語グループの学習カードでpostponeの意味と例文を表示した画面。

先に意味を思い出し、「意味と例文を見る」で確認します。この画面は答えを開いた状態です。

閲覧と習得は別々に表示

画面には、閲覧した表現数と習得した表現数を分けて表示します。表現カードを実際に見ると閲覧記録がつきます。習得状況には、これまでの単語・フレーズの学習記録を使います。

一組を見終えてから、まだなじみのない表現へ戻っても大丈夫です。カードをめくるだけで、「もう習得した」と判定することはありません。

目次に戻る

迷ったら「次に学ぶ20グループ」から

「グループのカード」と「類義語グループ」は、最初に「次に学ぶ20グループ」が選ばれています。現在の学習進捗をもとに、まだすべて習得しておらず、次に学ぶのに合ったグループを前の方に並べます。

範囲は上部で切り替えられます。

範囲 こんなときに
次に学ぶ20グループ まずは短いリストから一組選びたいとき。
すべて 自由に探したいときや、特定のテーマを見たいとき。
習得済み メンバーをすべて習得したグループを、もう一度比較したいとき。
最近の復習(7日以内) 最近見たり練習したりしたグループへ戻りたいとき。

20は表示するグループ数で、一日に学べる上限ではありません。 完全なリストを見たいときは「すべて」に切り替えてください。

検索や分類も表示結果に反映されます。画面のグループ数は、検索・分類と選択した範囲を適用した後の数です。探しているものが見つからないときは、検索語と範囲を確認しましょう。

単語とフレーズには、それぞれ別のレベル進捗があります。「類義語グループ」も両方を参照し、同じレベル番号だから同じ進み具合とは扱いません。

目次に戻る

グループの あとで聴く単語に追加 で、あとで聴く単語へ

「グループのカード」の一覧やグループの概要には、あとで聴く単語に追加があります。押すと、その組のうち習得済みに指定しておらず、まだリストにない単語を「あとで聴く単語」に追加します。

一組を見終えたら、手を休めて耳に交代してもらいましょう。

  1. 「グループのカード」で復習したい一組を選び、あとで聴く単語に追加 を押します。
  2. 単語学習エリアの「今日の学習」に戻り、「単語プレーヤー」を開きます。
  3. 再生内容で「あとで聴く単語」を選びます。このリストだけを聴きたい場合は、ほかの再生元を選択解除してください。
  4. 再生する を押します。

このボタンは、グループの単語を追加する操作です。すでにリストにある単語はそのまま残り、もう一度押してグループ全体を削除することはありません。整理するときは、再生内容の選択画面から あとで聴く単語を編集を開いてください。

リストの上限はこれまでと同じで、習得済みに指定していない単語を最大300語、新しく追加したものから優先します。上限を超えると、以前追加した単語が再生対象のリストから外れることがあります。保存エラーが出たら、もう一度試し、追加結果を確認してください。

「あとで聴く単語」は、ログインしたアカウントの学習データと一緒に同期できます。再生には、対応する音声の準備も必要です。ダウンロードとリストの詳しい操作は、1.75.0 新機能ガイドもご覧ください。

目次に戻る

これまでのマップやクイズは「マップと練習」へ

「まぎらわしい単語」「単語マインドマップ」「テーマ別マインドマップ」は、次の場所から開けます。

単語 → 自主練習 → 単語グループ学習 → マップと練習

「まぎらわしい単語」では、「閲覧済み」「テスト済み」などで範囲を絞り、その範囲の単語ペアを練習できます。

閲覧済みは、その比較を見たことがあるという意味です。テスト済みは、問題に回答したことがあるという意味で、間違えた回答も含みます。使い分けが身についているかどうかは、自分で正しく区別できるか確かめてください。

単語ペアの比較を閲覧したという表示は、この端末上の目印で、ハンディ990のアカウント同期には含まれません。前の「類義語グループ」で使う、表現カードの閲覧記録とは別の記録です。

目次に戻る

同じバージョンの、もう二つの小さな助っ人

単語プレーヤーが、まだ聴き終えていない単語を覚える

再生元の選択が保存されます。同じ再生元で続きを聴くと、設定された内容を最後まで再生した単語は飛ばします。単語の途中で閉じた場合は、次回その単語から再生し直します。

自分で次の単語を押して飛ばした単語も、飛ばしたものとして記録します。電車を降りるたびに、次回またリストの先頭から乗り直す必要はありません。

この再生進捗は現在の端末に保存され、アカウントを通じて別の端末へ同期することはありません。明示的に別の再生元の組み合わせを選ぶと、新しい一巡が始まります。最後まで聴き終えた後に再生を始めても、もう一巡聴けます。

多義語を保存するとき、その場で出会った意味を選ぶ

文章や問題から単語の検索画面を開き、意味が複数ある単語を保存すると、残したい意味を選べます。「マイライブラリ」の一覧や保存した単語カードには、選んだ意味が表示されます。

変えたいときは、検索画面の 保存した意味で選び直せます。メモやコレクションへの登録は残ります。この選択が使われるのは保存した教材です。通常の単語練習とスマート復習は、これまでどおり、教材として用意された問題と意味を使います。

目次に戻る

最初は、この小さな一周から

  1. 「単語グループ学習 → グループのカード」を開き、「次に学ぶ20グループ」から一組選びます。
  2. 概要で意味を比べ、 このグループを学ぶを押します。
  3. 一覧に戻り、あとで聴く単語に追加 で、復習したい単語をリストに追加します。
  4. 「類義語グループ」でpostponeを検索し、答えを見る前に、別の二つの表現を思い出してみます。
  5. 時間のあるときに「単語プレーヤー」を開き、追加した単語を聴きます。

グループの内容とテキストはアプリに含まれており、オフラインでも読めます。発音、画像、単語プレーヤーの音声には、それぞれ従来のダウンロード・接続条件が適用されます。

ハンディ990で「単語 → 自主練習 → 単語グループ学習」を開いてみてください。単語カードやリスト、再生元の操作は、1.75.0 新機能ガイドでも紹介しています。

← バージョン一覧